旦那がこのままサラリーマンで定年迎えることに不安を感じています。
これまでの経験を活かして、副業やフリーランスを始めるにあたって、取得しておいた方が良い資格を教えて下さい。
ゼロから資格勉強を始める40代や50代の中高年にお薦めの資格は何でしょうか?
40代・50代から新たに資格取得を目指す場合、「実務で活かしやすい」「比較的チャレンジしやすい」など、さまざまな観点があります。以下では、中高年からでも“ゼロ”から始めやすく、転職や副業・再就職にも役立ちやすい資格をいくつかご紹介します。ぜひご自身の興味や目標に合わせて検討してみてください。
40代や50代の中高年にお薦めの資格を聞いてみた
40代・50代の中高年が資格取得を目指す場合、若い世代とは置かれている状況や強み、今後のキャリアプランが異なることが多いです。
中高年に特におすすめしやすい資格をその理由ごとにカテゴライズしてご紹介します。
1. これまでの社会経験や人生経験を活かしやすい
- ビジネス系(簿記・FPなど)
中高年の方は、すでに仕事や家庭でお金の流れを実感しているケースが多く、実務感覚をベースに学習内容を理解しやすいという強みがあります。
簿記なら会社の経理や会計をよりイメージしやすく、FPなら保険や年金といった自分や家族の生活設計に直結させられるため、学んだことがそのまま活かしやすい。 - 法律系(宅建・行政書士・社労士など)
中高年の方は、仕事や生活を通じて契約や労働問題に携わった経験をお持ちの場合が多く、「法律知識を体系的に学ぶことでさらに理解を深めたい」「自分が体験したことをもとに相談に乗りたい」といった動機が生まれやすいです。 - 介護・福祉系(介護職員初任者研修・福祉住環境コーディネーターなど)
親の介護や、自身の健康面への関心が高まる世代でもあり、学んだことを仕事だけでなくプライベート(家族のケア、地域の活動など)にも役立てることができます。
2. 再就職・転職・副業など、幅広い働き方につながりやすい
- ニーズの高い業界・職種へ参入しやすい
- 介護・福祉領域は人手不足が続いており、中高年からでも働き口を見つけやすいのが魅力です。
(介護職員初任者研修・福祉住環境コーディネーターなど) - 不動産(宅建)・法律系資格(行政書士・社労士)も、景気や社会構造の変化で常に一定の需要があります。
- 介護・福祉領域は人手不足が続いており、中高年からでも働き口を見つけやすいのが魅力です。
- 在宅やフリーランスで働きやすい資格もある
- 行政書士や社労士などは、開業して自宅を拠点に業務を行うことも可能です。
- FP(ファイナンシャル・プランナー)を取得し、家計相談のカウンセリングやコンサル業務を副業で行うこともできます。
- 年齢に関係なく活躍し続けられる
- 体力的負担の少ない事務・コンサル系は、定年後も長く続けることができるのが大きなメリットです。コンサル系の仕事は、ITパスポートがあると、信頼されるコンサルになりやすいでしょう。また、効率的な事務作業には、MOSは取得しておいた方が良いでしょう。
- 介護職は体力仕事のイメージがありますが、経験を積むにつれて管理業務や指導的ポジションへのステップアップも考えられます。
3. 取得までの学習期間や難易度に幅があり、計画を立てやすい
- 短期間で取得しやすい資格がある
- 簿記3級やITパスポート、MOSなどは、比較的短い学習期間でも合格しやすく、すぐにスキル証明として活かせます。
- 介護職員初任者研修も研修受講が主で、130時間程度で取得が可能。
- 難易度が高い資格も、時間をかければ大きな武器に
- 行政書士や社労士などは難易度が上がるものの、その分社会的信用や業務範囲の広さも得られます。1年~2年ほど計画的に学習することで、中高年でも十分に合格を狙えます。
4. 人脈やコミュニケーション能力を活かせる分野が多い
- 年齢を重ねたからこその信頼感
- 不動産売買や法的手続き、介護相談など、人の人生に深く関わる業務では、人生経験の豊富な人に相談したいというニーズがあります。
- 40代・50代で培ってきたコミュニケーション力や人脈は、若い世代にはない大きなアドバンテージになります。
- 資格の専門知識 + これまでの実務経験が強み
- たとえば総務や人事を経験していた方が社労士資格を取ると、すぐに実務で活かせます。
- 営業畑が長い方が宅建を取得すれば、「営業スキル × 不動産知識」でより大きな成果を期待できます。
5. ライフステージに合った学習スタイルが取りやすい
- 通信講座やオンライン学習が充実
- 家事や仕事と両立しながらでも、夜間や早朝など隙間時間に学習できる教材・サービスが増えています。
- 年齢を問わず学びやすい環境が整いつつあります。
- 実務経験や実習を通じて学べる資格もある
- 介護職員初任者研修や福祉住環境コーディネーターなどは、講義と実習がセットになっており、実践的に習得しながら資格取得が目指せます。
まとめ
- 豊富な社会経験を土台にして資格の内容を理解しやすい
- 再就職や副業、定年後の働き方にも活かしやすい業界ニーズがある
- 難易度や学習期間が多様で、自分のスケジュールに合わせやすい
- コミュニケーション力や人脈など、中高年特有の強みを発揮できる
- ライフステージに合った学習方法・働き方を選びやすい
これらの理由から、簿記やFP、宅建、行政書士、社労士、IT系資格、介護・福祉系資格などは、40代・50代の中高年が新たにチャレンジしやすく、今後のキャリアや働き方を広げるうえで有効な選択肢になり得ます。資格取得はゴールではなく新たなスタートです。ぜひご自身の得意分野や興味をもとに、無理のない計画で進めてみてください。